はじめに
こんにちは、講師の喜田です。
「コンサルに転職したら、年収って実際どれくらい上がるの?」――転職を考え始めたら、まず気になるのはここですよね。結論、多くの場合は確実に上がります。ただし額面だけで判断すると、追って後悔することにもなりかねません。この記事では、リアルな年収レンジと比較時の注意点、そしてその先のキャリアの広がりまでまとめてお伝えします。
キャリアと年収レンジ
入社時の職位は、経験年数と前職での実績で決まります。20代前半・第二新卒はアナリスト/アソシエイト、20代後半〜30代前半はコンサルタント、30代半ば以降のマネジメント経験者はマネージャー以上、というのが一般的な対応です。若手であればアナリストかコンサルタントクラスでの入社をイメージしておくと良いです。
年収レンジはファーム種別で大きく変わります。戦略系(MBB等)はアナリスト700〜900万円、コンサルタント1,000〜1,500万円。総合系(BIG4等)はアナリスト500〜700万円、コンサルタント700〜1,000万円。IT・人事系はアナリスト450〜600万円、コンサルタント600〜900万円。同じ職位でも戦略系と総合系では数百万円の差が出ます。
国税庁の最新調査では、日本の給与所得者の平均給与は478万円(2024年分)。総合系コンサルタントでも1.5倍以上、戦略系なら20代で1,000万円が現実的なターゲットになります。実際の事例で見ても、大手メーカー法人営業(27歳)550万円から総合系コンサルタント820万円へ(+270万円)、ITベンチャー事業企画(32歳)650万円からIT系シニアコンサル950万円へ(+300万円)といったケースが見られます。

「額面だけの判断」は危険?
ただし、額面だけで判断するのは危険です。退職金制度の有無(コンサルは「なし」が多い)、賞与の比率、住宅手当などの福利厚生、残業代の扱い、株式報酬の有無もセットで確認しましょう。生涯年収ベースでは差が縮まることもあります。
そして、コンサル転職の本当の価値はその先にあります。ファーム内でのパートナー昇進、事業会社の経営層(CXO・経営企画)、PE/VCファンド、スタートアップCXO、独立・起業まで、選択肢が一気に広がります。短期の額面アップだけでなく、長期の伸びしろで判断することが大切です。5年後・10年後の市場価値を基準にキャリアを選ぶことをおすすめします。
コンサル転職において年収にの面で不安をお持ちの方は、是非Biz Academyにご相談ください。
実際にコンサル転職を経験したメンバーが、皆さんの不安を解消しキャリアの後押しをさせていただきます!
このコラムを書いたメンター
喜田 晟友Akitomo Kida
(小松製作所→PwCコンサルティング)
大手メーカーにて経理・財務職として従事した後、大手コンサルティングファームにて経営管理体制の再構築など、企業の変革プロジェクトを推進。その後、人材系のベンチャーでは管理部門統括として体制構築を牽引。様々な業態・フェーズの企業の経験から、コンサル転職後の活躍におけるポイントを多角的にお伝えします。
大手メーカーにて経理・財務職として従事した後、大手コンサルティングファームにて経営管理体制の再構築など、企業の変革プロジェクトを推進。その後、人材系のベンチャーでは管理部門統括として体制構築を牽引。様々な業態・フェーズの企業の経験から、コンサル転職後の活躍におけるポイントを多角的にお伝えします。
