はじめに
こんにちは、講師の喜田です。
コンサルという言葉から、経営戦略を描く仕事をイメージする方は多いと思います。
実際、転職を考え始めた段階では、上流の戦略立案に惹かれて志望される方が大半です。
ただ、入社後に思っていた仕事と違ったと感じる方も少なくありません。
この記事では、コンサルの仕事が実際にどこまでの幅を持っているのか、そしてそこで何が求められるのかを整理します。

前提として、仕事の中身はファームによって大きく異なる
コンサルティングファームと一括りにされがちですが、その特性はファームごとに異なります。
戦略立案を中心に扱うファームもあれば、業務改善やシステム導入といった実行支援を主軸とするファームもあります。
同じファームの中でも、部門やプロジェクトによって関わるフェーズは変わります。
コンサルの仕事は、上流の戦略フェーズから下流の実行フェーズまで、幅広く存在している。
まず押さえておきたいのはこの点です。
実行されない戦略に、価値は生まれない
戦略の重要性は、今も変わりません。
ただ、どれだけ精緻な戦略を描いても、実行されなければクライアントの企業価値は上がりません。
近年、実行支援の比重が高まっているのはこのためです。
加えて、AIの進化により、情報収集や分析、選択肢の洗い出しといった戦略立案の一部は
以前より短時間で形にできるようになりました。
相対的に、それを現場で動かし、成果に変える力の価値が高まっています。
実際、これまで戦略立案を中心としてきたファームも、
特にデジタル領域では実行フェーズまで踏み込んで支援するケースが増えています。
役割は、企業価値を高める支援そのもの
つまり、コンサルタントの役割は戦略を考えること自体ではなく、クライアントの企業価値を高める支援をすることです。
そのために必要であれば、上流から下流まで幅広いフェーズに関わる可能性があります。
また、必ずしも自身が希望するフェーズや領域のプロジェクトを担当できるわけではありません。
これらの認識を持っておくことが、転職後のギャップを防ぎます。
そして、どのフェーズに関わるとしても土台になるのは、
例えばロジカルシンキング、ドキュメント作成、プロジェクトマネジメントといった基礎スキルです。
特に実行フェーズでは、複数の関係者や作業を計画的に前へ進める力が、成果を大きく左右します。
おわりに
戦略か実行かという二択で考える必要はありません。
どちらにも関われる状態を目指すことが、コンサルタントとしての選択肢を広げます。
Biz Academyでは、こうした基礎スキルを体系的に習得し、入社後に活躍できる状態を整えるお手伝いをしています。
自分の経験をどのフェーズで活かせるか整理したいという方は、ぜひ一度ご相談ください。
まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください。
このコラムを書いたメンター
喜田 晟友Akitomo Kida
(小松製作所→PwCコンサルティング)
大手メーカーにて経理・財務職として従事した後、大手コンサルティングファームにて経営管理体制の再構築など、企業の変革プロジェクトを推進。その後、人材系のベンチャーでは管理部門統括として体制構築を牽引。様々な業態・フェーズの企業の経験から、コンサル転職後の活躍におけるポイントを多角的にお伝えします。
大手メーカーにて経理・財務職として従事した後、大手コンサルティングファームにて経営管理体制の再構築など、企業の変革プロジェクトを推進。その後、人材系のベンチャーでは管理部門統括として体制構築を牽引。様々な業態・フェーズの企業の経験から、コンサル転職後の活躍におけるポイントを多角的にお伝えします。
